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ファム・ファタール(2002) [サスペンス]

原題 Femme Fatale
監督・脚本 ブライアン・デ・パルマ
出演 レベッカ・ローミン / アントニオ・バンデラス / ピーター・コヨーテ

あらすじ
ダイヤモンドでできた高価なビスチェが盗まれた。
窃盗団のひとりであるロール(レベッカ・ローミン)は仲間を裏切り、ダイヤを持って逃走する。
窃盗団の仲間はロールを探し続けるが、やっと見つけたロールはフランスの米国大使の妻になっていた。

主演のロール(=リリー)は、レベッカ・ローミン。
X-MENシリーズのミスティークです。
うろこがないので最初わからなくて、誰だっけこれ…って気になりながら見てました。

木曜洋画劇場で散々やっていたのは知っていたのですが。
そして、「他局より少しでもエロシーンを多く、それが木曜クオリティ」とか漢らしいコピーがつけられていたような記憶なのですがwww
実際私も、美人のおねえさんふたりが女子トイレで絡み合ってるシーンまでしか記憶にありませんでした。

多分、話が唐突に飛ぶというか、教会の前でロールと会っていた迷彩服の女性が誰なのかぱっとわからなくて、しかもその後、リリー!って寄ってくるおじさんとおばさんが誰なのか全くわからなくて、もういいやめんどくせえ。っていつもそこで見るの止めちゃってたので……。

今回、最後まで見たら結構面白かったです。
ストーリーは以下の通り。
昔の仲間に見つかって逃げていたロールは、娘を亡くしたばかりの女性(リリー)と瓜二つだったようで、彼女に間違えられて彼女の家に保護される。
リリーの部屋にいたら、リリーが帰ってきて、ロールには気づかず部屋で自殺をしようとしていた。
自殺を止めることも出来たが、放っておいてリリーのパスポートを持って逃げるロール。リリーになりすまして乗った飛行機のなかで外交官のワッツ氏と出会い結婚。
しかし7年後に、ワッツがフランス勤務になり、フランスに住まなくてはならなくなったロール。
昔の仲間に見つからないように、大使の妻とはいえ隠れて暮らしていたが、パパラッチのニコラス(アントニオ・バンデラス)に写真を撮られ、そのせいで昔の仲間に見つかってしまう。
ニコラスは自分が写真をとったせで大使夫人が自殺をするのではないかとロールを追うが、逆にロールに嵌められて大使夫人誘拐の濡れ衣を着せられる。
夫から身代金を奪い、ニコラスを始末したロールは、最後の最後で昔の仲間に見つかってしまう。
橋の上から川に投げ込まれたロールが、はっと目を覚ますと、そこはリリーの家で、まさにリリーが自殺しようとしているところだった。全ては夢だったのだ。ロールは今度はリリーの自殺を止め、未来を変えることに成功する。

………て感じです。
ファム・ファタールとはフランス語で、運命の女、転じて、他人の運命を左右するような悪女のことですが、今回ロールはすがすがしいまでの悪女っぷりを見せてくれています。
セクシーなシーンも多い作品ですし、ニコラスをたぶらかす手練手管は素晴らしいです。
しかし、彼女は同時に、リリーにとってのファム・ファタール=まさに運命の女、だったわけですね。

しかしこれ、ハッピーエンド的になってるけど、トラックのおっちゃん可哀相じゃないの?
って思ったけど、未来が変わってなかったとしても、若い女性轢いてるってことだもんな……。
でも被害者2人に増えたうえに、意図的に女性をトラックの前に突き飛ばしたわけじゃなくて、運転手のおっちゃんの過失が強くなるような気がしたので、なんとなくもやもやしていますwwww
ストーリーの本筋とは全く関係ないけれどwwwww
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