SSブログ

ホリディ(2006) [恋愛・セクシュアリティ]

原題:The Holiday
監督:ナンシー・マイヤーズ
出演:キャメロン・ディアス
    ケイト・ウィンスレット
    ジュード・ロウ
    ジャック・ブラック

◆あらすじ◆
イギリスとアメリカに住む失恋したふたりの女性が、ホームエクスチェンジをした先で新しい恋を見つける的な話。


恋愛映画(恋愛メインの映画)ってものは今まであんまり好きじゃなくて、あの役者出てるから仕方ない見に行くかーってな感じだったんですが。
今回も、ナイトミュージアムが目当てで、1本しか見ないのはアレだからついでにキャメロンディアスでも見るかなという程度だったんですが。

良かった。
良かった、というか今の私に心地よい作品だった。
つまり、自分の恋を保つためのエッセンスとしての「他人の幸せ」みたいな。

つくりものでもいいんだ…むしろつくりものだからこそ?
典型的で、理想的な、というか既製の、というか…
そんな幸せを眺めることで、「うん、恋って悪くないな」「もうちょっとやっていこう」と思えるのは重要なことかもしれないと思った。

そして。
人生は、殊に正しく老いてからの人生はなんて幸福なんだろう。
涙が出たよ。
人生の締めくくりはああじゃないとね。
私もがんばろうっと。

ジャック・ブラックはもっさくてゴリラみたいな顔してるけどどこか繊細でユニークで可愛い。
彼の演じるマイルズはあれだよね、「いい人なんだけど友達にしか見れないの」ってふられてばかりだけど、当に違いの分かる女はその魅力に気づくってタイプの男だよね。

ケイト・ウィンスレットは最初恋愛依存のダメ女系かと思っていたが、ラスト見事に男前っぷりを発揮してくれて溜飲が下がった。

キャメロン・ディアスは相変わらず躁気味だった(笑)
そこが可愛いんだけど。
ケイト演じるアイリスが乙女チック・ロマンチックな面を持ってる「大人のようで子どもな女性」なら、キャメロン演じるアマンダは「子どもの面を持った大人な女性」なのかなーと思ったり。
2週間(もしくは一夜)の恋人でいいの!という発想は一途でどっか乙女なアイリスにはないだろう、多分。

ジュード・ロウは彼の出てる作品を見るたびに、なんてキュートな男だろうと思う。
普段…写真とかインタビューではあんまり思わないのにな。
演じてる時に魅力的ってのはよっぽどいい役者だってことなのかなー。
彼の演じるグレアムも。
マフラーとコートをきっちり着た、いかにもイギリス男らしいスマートで神経質そうな襟元だとか。ふたりのちび娘のパパしてるとことか。
そして何より最後の泣き顔だとか。
かっこいいのは勿論なんだけどそれ以上にキュートなんだなー。
年上女になって甘やかしてみたい雰囲気。

総括としては。
恋愛映画としてだけじゃなくて
人生を前向きにする優しさのある作品だと思った。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

-|「バベル」 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。