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「主人公は僕だった」 [ヒューマンドラマ]

以下ネタバレあり

まず。
設定がおもしろい。
本の世界に入るとかそういうのはよくあるが、著者と主人公が同じ街にいるってのは不思議でおもしろい。
まわりの人物も作家の創作??とか、どういう説明がつくんだろうって思ってたけど、特に説明はなくww

単に「彼は実在の人物。でも彼女の小説の主人公」ってことらしい。

残念だったのは、彼女の小説が「彼の死なしには傑作と呼べない」と評価された根拠が見えないことだ。
最後の大問題として「小説家として傑作を残すか、人を殺すか」ってところがあったと思うのだが、
断片を見る限り主人公の日常を追ってるばかりで、駄作じゃねえの?って感じだったので、そこが究極の選択に見えないのだなー。
まあそれは難しいんだと思うけど。
いまいちそのへん、感情移入しにくい。
小説家役のエマ・トンプソン(役名カレン・アイリス)も変人で、好感あんまもてないし。
スランプに悩んでる描写が「これを書き上げなくては!!」って表現になってたのかな。

それに「最後は主人公が死ぬと決めている」っていう作家も微妙。

最後、彼女は筋書きを変えて彼を生かすわけだけれども、
そっちの小説のラストのほうが傑作だと思うけどなー。
最後は結構感動したので、やっぱりあの二択に意味があったとは思えない。

コメディにしたかったのか、日々の幸せ系にしたかったのか
よくわかんないので中途半端だった。
キャラとか小ネタとか、恋愛要素とかそれなりには面白かったけど。

マギー・ギレンホール(役名アナ・パスカル)のキュートで情熱的な感じがすごい可愛かった。
そう考えると一番の見所は恋愛がらみのところなのかなあ…。
真面目で子犬みたいな雰囲気のウィル・フェレル(役名ハロルド…主人公)も母性本能くすぐる系だったし。

文学の教授役のダスティン・ホフマンもいい味だしてたなー。
クイーン・ラティファ(作家秘書。ボーンコレクターの看護師)が出てたのもびっくりした。
あのひとかっこいいから好きだww


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エンジェル

こn。いぶぶだょ。コメ書くの久しぶりだな。「主人公は僕だった」かぁ。面白そうだなぁとは思ってたんだけど・・・・機会がね・・なかったっていうかいそがしかったっていうか・・・・ま、いいや。
今学校でガイドブックを作ろうっていうのをやってるんだけど、学校でパソが使えるから超ラッキーな授業!!で、調べるのが早めに終わったから、リヴリーアイランドって調べたら、ページが表示できませんとかなっちゃってさぁ、そのほかのだれかさんのブログとかは表示できるのになぜなんだぁって感じ。ごめん。愚痴ってしまった。今度テレビで「主人公は僕だった」をみよっと。
                                 
by エンジェル (2007-06-22 16:34) 

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