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「クイーン」 [ヒューマンドラマ]

感想など。以下ネタバレ注意

見ながらぼんやりと、ソフィア・コッポラの「マリー・アントワネット」を思い出していた。
君臨する、ということは孤独なのだな。

イギリスの女王って神と国民に全生涯を捧げる誓いなんか立てるんだ…。
まさにノーブル・オブリゲーションだな、とか考えていた。

女王がブレア首相との会話で言っていたdignityとmodestyという単語がとても印象的だった。
尊厳と謙虚さ。
まさにその点において古い頭の女王という批判を受けてはいたけれど、
これこそ私が目指すものじゃないか。
(あまりに遠いけどwww)

矜持ではなく尊厳。
卑屈ではなく謙虚。

島国であるイギリスは、欧米よりは日本に気風が似ていると言われることがあるけれど、そういうところ日本にもある(あった?)よな。

ハリウッド英語になれているので、イギリス英語には苦手意識があったけれど、この映画は結構すんなり聞けた。やっぱりクイーンズイングリッシュは尊厳と謙虚さを併せ持つ女王陛下がしゃべるのに相応しい言語なんだろうか…なんてぼんやりと思ってみたりして。


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