シュレック３(2007)

題：Shrek the Third
監督：クリス・ミラー
出演：マイク・マイヤーズ
エディ・マーフィ
キャメロン・ディアス
アントニオ・バンデラス

シリーズ初めて、映画館で見てきました。
今までＴＶでいいやーって思ってたのですが、バンデラス猫見たくなって行ってきた。

結果としては、バンデラスは猫でもｶｺ(*ﾟ∀ﾟ)ｨｨ!

ドリームワークスは、設立のきっかけからいっても断然ディズニーを意識してる感じがあったので、いわゆる「女の最大のイベント」であるフィオナの結婚をどう描くのかなと思っていましたが。

父親になることは悩んでも母親になることは自明。
これは父親っちゅーものの生物学的疎外性に由来してるので仕方ないことではあるのだが…そして主人公が男（シュレック）である以上仕方ないことではあるのだが…ドリームワークスも所詮。とか思っちゃいました。

…が、文脈を読み直すと「父親になること」ではなく「継承するものの重み」にとまどう話(アーサーしかり、シュレックしかり)に自然にもってこうとしてるっぽくて、まあ仕方ないよね。おとぎ話だもんね。細かい説明省いてこそだもんね。と納得してしまったのだった。

思想の暴走はともかく、普通に面白い映画だった。
1と2があまり記憶になくて薄ぼんやりでしたが元ネタが明瞭なので充分わかる。
おとぎ話パロディは面白いね。

あと、字幕を見たはずなのに、ＴＶで見た吹き替え版の山寺（ロバ）が神すぎてエディマーフィ（英語版のロバ声優）の存在感がかすんでいた。
…山寺、おそるべしレインボーヴォイス。