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アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ(2010) [ホラー・オカルト]

原題 I spit on your grave
監督 スティーヴン・R・モンロー
脚本 スチュアート・モース
出演 サラ・バトラー / ジェフ・ブランソン / ダニエル・フランゼーゼ

あらすじ
過激な描写でポルノ映画扱いとなった「発情アニマル (1978)」のリメイク。
小説家のジェニファーは田舎で仕事をしようと借りたロッジへ向かっていたが、その途中で会った男たちに目をつけられ、ロッジに不法侵入され暴行されてしまう。森に捨てられたジェニファーだったが、男たちに復讐するため立ち上がる。



なんとも気分の悪い作品でした。
寝る前にテレビをつけていたら偶然やっていて、もう半分くらい終わってたのですが、画面からB級ホラーのにおい(笑)がしたのでわくわく見ていたら、復讐が始まったのですが、その時点であらすじ調べたらどうやら彼らは被害者ではなく加害者のようで……。
一応、後半みた都合上、再放送していた前半も見てみたのですが女性が暴行されるシーンも、復讐するシーンもグロテスクです。画面から血の饐えた臭いがたちのぼるような感じは、SAWに似ています。

まあ思ったことはといえば、婦女暴行に限らず、いじめ暴行なんかもそうですが、ああやって遊びで人を嬲り殺せる人たちって現実でもたまにいてニュースになってると思うんですけど、ああいう人らは自分が同じ目にあったらやっぱりこうやって命乞いするのかなっていうことです。
するんだろうな。
目の前に人がいて助けを求めて叫んでるのに、笑いながら人をいたぶれるってどういう神経なんだろう。
自分や自分の大事な人がやられたらどう思うかって思い至る想像力が無いんだろうな。
ほんとに、びっくりしてしまうわ。

そう考えると、ジェニファーが復讐を遂げながら言った(正確に覚えてませんが)
「"お願いだから助けてくれ"? あのとき私もそう言ったでしょ?」
「(娘を被害者女性に逆に人質にとられ、まだ純粋な子どもじゃないか巻き込まないでくれと哀願する男に)私もそうだった」
というセリフは、予測の範囲内のありがちセリフではあるけれど、あんな残酷な暴行の描写のあとでは真に迫っているというか、生々しく胸にくるものがありました。


……って社会派映画的な感想をもってしまったのですが、リメイクもとがリメイクもとなんで、社会派映画ではなくホラーに入れてみました。

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