ブラックサイト(2008)

原題：Untraceable
監督：グレゴリー・ホブリット
出演：ダイアン・レイン
　　　ビリー・バーク
　　　コリン・ハンクス

あらすじ
殺人を実況中継するウェブサイト。
しかもサイトのアクセス数に比例して、被害者の死が早まる仕掛けになっている。
凶器は大衆。
ＦＢＩのネット犯罪専門家たちは犯人を止められるのか…！？

今日は２本続けて
メディアリテラシーについての映画（笑）

誰も、人が死ぬシーンを見たがらなければ
被害者は死ぬことはない。

という設定のなかで

indifference of good men.
もっと言えば、大衆の当事者意識の欠如ゆえの悪意。
のようなものをどう捉え、どう表現するのかが見所…
と思っていましたが。

悪趣味な娯楽色が強い中にも、
そもそも犯人の動機が、大衆の無関心への復讐
という結末を用意することで
そのへんを補完。

…しているのではないかな？

ただ、そこを除くと
悪趣味極まりない。

同僚が犠牲になるのとか
ストーリー展開も結構見え見えだしね。

男２、女１のチームで、刑事のほうは彼女となんだか
いい感じだったので割を食うのは残りの男だと予想。
モールス信号の話題も犠牲フラグすぎたし。

でも刑事と主人公がもっと判りやすくくっつかないのは意外だった。
そのへんはＢ級映画の心意気なのかしら？

残酷殺人シーンわくてか(ﾟ∀ﾟ)　っていう悪趣味な人は
ＳＡＷ（１しか見てないけど）のほうが、手がこんでる分
映画としてなんぼかマシだと思います。