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ロスト・イン・トランスレーション(2003) [ヒューマンドラマ]

監督:ソフィア・コッポラ
アカデミー脚本賞(ソフィア・コッポラ)
原題:Lost in Translation


まずタイトルが秀逸な作品。
「翻訳したときに省かれたり手違いで伝わらない意味合い」がタイトルの原義。
最初のほうは、翻訳のまずさや外国人にはオーバーアクションでカタカナ使っとけば伝わるはず、的な日本人の島国気質や、「接待」にセックスワーカーを手配する文化摩擦的なことが描かれている。

でも伝わらないのは言葉や文化の問題なのか?
人と人は(この映画では特に男女は)わかりあえないものなんじゃないのか?
人が感情を言葉に翻訳(トランスレーション)して伝えた時点で、失われるニュアンスや伝わらない意味合いがあるんじゃないのか?
というのがテーマ。の、はず。

テーマや手法としては「バベル(2006)」がこれに近いのかなと思うけれど、本作のほうがより私的な感情の揺れとか人間関係を細やかに書いている。
そして「ガイジン」扱いをする日本人の姿に、あああああごめんなさいいいいい、ってなる(笑)

ビル・マーレイは、ゴーストバスターズとか最近だとチャーリーズエンジェル(1作目)のボスリー役で有名かな。
スカーレットヨハンソンはめちゃくちゃ可愛い。まだ19歳とかそのくらいなのかな?
少女のような瑞々しさ、という言葉がぴったりです。
スカーレットヨハンソンの夫役のジョヴァンニ・リビシも結構好きだけど映画館でみたときの記憶がなかったのでびっくりでした。
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