ペンタグラム 悪魔の烙印(1990)／悪魔を憐れむ歌(1998)

ペンタグラム 悪魔の烙印(1990)
原題：The First Power
監督：ロバート・レズニコフ
出演：ルー・ダイアモンド・フィリップス
　　　：トレイシー・グリフィス

悪魔を憐れむ歌(1998)
原題：Fallen
監督：グレゴリー・ホブリット
出演：デンゼル・ワシントン


なぜ２本同時かというと、内容がほぼ同じだから（笑）
連続殺人犯がいて、刑事がつかまえてそれを死刑にするんですけど、なぜかその犯人と思われるのがまだ生きている。結局、そいつは悪霊みたいな感じでどんどん人にとりついていくっていう設定で、刑事は逆恨みされたり事件を扱ったので最後まであいつを葬り去りたいみたいなことで関わっていく話。

どっちか片方を見るなら、悪魔を憐れむ歌のほうが面白かったです。
少し時代が新しいこともあって、悪霊が人をどんどん乗り移っていく演出がよいです。
触れると乗り移れるんですけど、町を歩いてる人にどんどん乗り移って、ひとつの長いセリフを複数人が言っていくのとか不気味で面白かったです。
あと、Time is on My Sideを歌うことで同一人物（同一悪霊？）だと気づかせる演出もしゃれてるし、悪魔が殺人を繰り返して刑事に罪を着せようとしてくるので、ちょっとスリリングです。

ペンタグラムのほうはシスターとか十字架とか霊能者とかがわかりやすく出てくるので、そういう画がすきなひとはペンタグラムのほうがいいのかなあ？
興味があれば見比べてみても面白いかも。
あと主演のルー・ダイアモンド・フィリップスは、アジア系というかちょっと霊的で印象的な顔立ちをしています。
調べたらフィリピン、日本、中国、チェロキー、スペイン、アイルランド、と色々なルーツを持っているようです。
ネイティブアメリカン系の血筋の人は、ミステリアスで色っぽい顔立ちの人が多いので、映画とかドラマに出ていると目を惹かれます。