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25年目のキス(1999) [恋愛・セクシュアリティ]


原題:Never Been Kissed
監督:ラージャ・ゴスネル
制作総指揮:ドリュー・バリモア
出演:ドリュー・バリモア  / デヴィッド・アークエット

あらすじ
新聞記者のジョジーは25歳だが、高校生として高校に潜入して今時の若者についての記事を書くことになる。




高校に潜入したものの、高校時代にいじめられていたジョジーは、滑稽なことをしてしまい、再び学年の人気者たち(ジェシカ・アルバ)からいじめられるようになる。そこで助けてくれたのが、ガリ勉と呼ばれるグループにいた女の子(リーリー・ソビエスキー)。彼女と同じ数学クラブで楽しい時間を過ごすが、高校生の過激な実態の記事を書かせたい上司からダメ出しをくらうジョジー。
そこにジョジーの実の弟で、プロ野球選手を目指している(上手いが年齢的に新人枠に入れない)ロブが同じ高校に潜入してくる。高校時代、人気者だったロブはあっという間に人気者になり、さりげなくジョジーを褒めることでジョジーも人気者グループの仲間入りを果たす。
で、最後、卒業記念のパーティー(プロム)で、学年で一番いけてる男子に誘われたりプロムクイーンに選ばれたりするものの、数学クラブに誘ってくれた女子が馬鹿にされているのを見て、正体をばらし、「高校時代はこれが世界の全てだと思ってたけど、社会に出ればちっぽけなことなのよ!」と叫んで出て行く。
ジョジーのことを気に入っていた英文学の先生は、彼女が生徒に手をだす教員のスキャンダル記事を書くため潜入したのだと勘違いして、ジョジーに幻滅する。
で、最後、野球の大会の前に時間をもらって、許してくれるならキスしにきてください、と伝えて、満員の球場のなかでキス。ハッピーエンド。
みたいな話でした。

ジョジーと先生のエピソードは微笑ましくてすごく可愛いし、ジェシカアルバとかリーリー・ソビエスキーとか、おおって思うようなキャストもいたんですが、やっぱり主人公の身勝手さというか、ご都合主義なストーリーがちょっと引っかかってしまって楽しめないところがありました。
こういうラブコメで言うのは無粋だってわかってるけど。
高校生のプロム台無しにしておいて(まあみんな盛り上がってたけど)、なんでひとりでハッピーエンドしてるの? 自分が男子のいたずらでプロム台無しにされたの忘れてないでしょう?
あと、仲良くしてくれたダサい女子と疎遠になって調子のってあとから仲直りするのはよくある話だけど、その流れも唐突すぎて、あんまり罪悪感なさそうなのが腹立ちます。

要は青春をやりなおしたって感じなんだろうけど、現役高校生の青春を踏み台にしすぎだろうジョジーも弟も。
発想としては面白いし、別にそんな不快な話ではないんですが、むしろ可愛い話なんですが、気になってしまったら楽しみきれませんでした。


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